八和田徳文 
いまゴルフは私にとって楽しみのひとつであり、生きるための糧でもあり、なにより友達と遊ぶための手段でもある。
ひとそれぞれゴルフに対する思いや感情があるだろうけれど、私は出来るだけ簡素にありたいし、身軽でありたい。
なにかに拘束されることなく、身構えることもなく、その日の気分で素直にコースを愉しみたい。
誰と遊ぶかも大切だけれども、誰に楽しんで欲しいかが大切であり、その人は主客だけとも限らず、いちばんゴルフが苦手な人の場合もあったりする。
自分は二の次でありたい。
全員がまた今度ゴルフしたい、そう口に出さずとも思ってもらえたら素直に嬉しい。
スコアなんてそのまた次の次である。
私は友達とゴルフコースを歩けているだけで十分過ぎるくらい幸せ。
常に恵まれてばかり、たまに順送りできたら、とても嬉しい。