インテリジェンスゲーム

オールドコースの 17番と18番、ここはゴルフの本質を愉しませる最高の舞台の一つだ。眼に映える派手さだけが名コースの条件ではない。

ゴルフは耳と耳の間でするものだ、昔からそう言われてきた。 スイング然り、ゲームプラン然り、いずれもそうであろう。むやみやたらに飛ばせばいい、そういう時代は終わるかも知れない、期待を込めてそう思いたい。300ヤードを超えるドライビングショットは豪快かもしれないけれど、5センチに満たない小さいボールは目で追えなくなった。現場での観戦の迫力が低下したのはそのせいもある。
ガラスのグリーンが称えられることもあるけれど、グリーンスピードがあがれば自ずとピンプレイスメントは制限される。R&Aが推奨するのは10.5ft程度。その数字の意味するものは、風も傾斜も愉しむのがゴルフというゲームの本質だから。真っ平らなグリーンほどつまらないものはない。

 

この記事を書いた人

八和田徳文

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー