
本州で染井吉野をみつつ 整わない心構えに焦りを感じつつ
北の大地に居して諸事努めつつ
ようやく季節と同調をした
気づけばもう卯月も終わりごろ
今年も三分の一が終わろうとしている
季節ごとの花をみて枯れ枝をみて落葉みて
あれこれ思いつつ人生を振り返る
やっとそんなゆとりが少しだけ見つかりだした
夏には乾く雪解けのせせらぎ沿いを歩み
よどみのない空気を胸いっぱいに吸い
遅春を堪能させていただいた
毎年変わらず生まれてくる野山の命を逞しく
少々羨ましく思った今年の春散歩
あと何度春を迎えれるだろうか・・・・・・

