おめぐみ

学校給食が止まったとたん出荷タイミングを逸した小松菜は大きく育ち、本来の姿になっていた。レタスもキャベツも大根も、みんな同じような花芽をつける。ちなみに人間にとってはとても美味である。ごちそうさまでした。

傍若無人にふるまう人間は地球上の生態系の頂点に立っているつもりかもしれないけれど、人間以外の命を作ることは出来ない。全て他の生命の恩恵にあずかりながら生きている。いただきます、ごちそうさま、も人間都合の解釈であり言葉だけれども、せめてそのくらいは口にした方がいいとこの頃強く思うようになっている。

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー