DUM SPIRO SPERO

せっかく刺繍やプリントを入れるなら想い入れのある言葉を。

セントアンドリュースの古い紋章には、ラテン語で DUM SPIRO SPEROとありました。

哲学者キケロの言葉。

私はこれを「生ある限りあきらめない」と意訳しています。

オリジナルのゴルフグッズにこの言葉を入れているのは、ゴルフゲームもあきらめないことが肝心だと思うからです。

あきらめないとは、最後まで希望捨てずに頑張ることだと思っていましたが、最近は少し違います。過度の期待をせず、うまくいかないこともあるだろうと予測しながら暮らすことで、絶望を回避し、生を全うできるのではないか。そんなふうに思うからです。

スコットランドの天気は、一日の中に四季があるといわれるほど、目まぐるしく変わります。晴れの日が嵐のようになることも珍しくありません。リンクスコースでは、フェアウェイセンターに打ったからといってそこにボールが止まっているとは限りません。硬い地面とコブに翻弄され、トゲトゲの藪に入り込んでしまうこともあるのです。まだ、ボールが見つかれば幸運かもしれません。

戦禍の絶えなかったスコットランドの地。安息の時間は長く続かない。それが当たり前だったでしょう。それでも呼吸を止めることは許されない。それが生きているということだったのではないでしょうか。

どうしようではなく、うまく行かなかったらこうしようと考えるようにしたいと思います。どうせうまくいかないことがほとんどなのですから😅

DUM SPIRO SPERO

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Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人