アドレス・スイングの2大原則

21.4世紀ゴルフ(121)

ボールが曲がる、上がらない、芯に当たらないというゴルファーの方に、アドレスの再確認の提案です。

ポイントは身体の右サイドです。(右打ちの場合)

身体の右サイドは、左サイドよりボールに近くならない、低く(短かく)構えることです。

 

おそらく、皆さんの多くが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

コースでも練習場でも、毎回アドレスする時にチェックして確認することが大切です。

以下を参考に確認してみてください。

・目標を定めて、その目標に対してアドレスを取ります。

・ボールに近くならない
スタンスは自由でかまいませんが、腰・肩・ヒザのラインを左サイドより近くならないように構えます。
簡単なやり方は、腰はズボンの右ポケットを少し後ろに引く(ボールから遠ざける)。肩・ヒザの向きを腰のラインに合わせます。
初めは、感じをつかむために右サイドをハッキリとボールから遠ざけて構えてみてもOKです。

また、ボールの位置も調整してみてください。
身体の右サイドがボールに近い方はボールが左足寄りに置く傾向が強くなります。遠く構えるとこれまでの位置ではボールに届かない感じがするはずですので、ボールを少し中に置く調整を行ってください。そのままの位置で打てるのであればそれでOKです。

アドレスからインパクトまでスイング中もキープするイメージが重要です。スローモーションでスイングしてみるとイメージがつかみやすいと思います。

・低く(短かく)
右肩と右足つま先を結ぶラインが左肩と左足つま先を結ぶラインより短かく(低く)なるように構えます。
簡単なやり方は、高いボールを打つイメージです。

腰の向きは目標にスクエア。目線は高くとるだけで自然に右が低い構えになります。

この関係をスイング中ずっとキープするイメージが重要です。スローモーションでスイングしてみるとイメージがつかみやすいと思います。

アドレスの取り方ひとつが、スイングにもボールの行方にも大きな影響を与えます。

ボールに思ったように当たらない・曲がるのは、スイングが悪いわけではなく、アドレスがチョットずれているだけかもしれません。

アドレスのチェック。お試しを。

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員