てまをかければひまがなくなる

割れが進まないように。

ある有名ゴルフコースで切り出されて、看板用にとゴルフ場の納屋で乾燥されていた檜の切り株板。縁があって手元にきたものだ。これで何か作ってくださいと託されたけど、さて、どうしたものやら。四角く製材してしまったら、ただの檜の板になっちゃうしなぁ、と。結局、この天然の形をそのままにテーブルにしようと考えた。

輪切りになってから数十年の乾燥期間を経ているが、やはり気温変化や水分によって収縮し割れが発生するらしい。よく見ると小さな亀裂がすでに入っている。テーブル化が進んでから亀裂が深まっても精神衛生上よくないので、今のうちに割れ止めを施しておくことにした。

やったことないけど、蝶ネクタイのような千切りを作って埋め込んでみようと。ろくな道具なし、経験なしの素人にはかなり荷が重たい挑戦。これを6箇所やる必要あり。先は長いな〜😅 うまくできるかしら。。。

手間暇かけてやる場合、手間も暇自体もそれなりに楽しまないと面倒臭さが先に立ってしまう。時間をかけて少しずつやるというのが、暇にならないコツだし、長く制作自体を楽しめる贅沢ポイントかもしれない。と最近思う。そりゃあ簡単便利もありがたいけどね。テーブルが欲しいわけじゃないから😅

今回はすぐに結果(完成)を欲しがらないようにしたい。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在