茎の道を作ってから去る。

芝は切っても大丈夫。

イメージできたら、やってみようと思う人が増えるかも?

アイアンやウェッジショットで芝生を削ると、

芝生の「茎」がヘッドが入ったところ から 出たところ で切れてしまいます。

日本のゴルフ場のフェアウェイやラフに使われている芝生は、地中を這うようにながーく「茎」が伸びていて、その「茎」がいくつも分岐して、地表に葉を茂らせています。

「根」から直接「葉」ではなく、「茎」から「葉」が出ているのです。

なので、「茎」が伸びないと、その上に「葉」は茂りません。

 

↓次がイメージポイントです↓

アイアンやウェッジで掘った穴を「砂」で満たすと、切れた「茎」がその砂の中に伸びていきます。そうすると、再び「茎」から「葉」が出て、ディボット跡を覆い隠してくれます。

■まとめ

砂は「茎」が伸びていく道。

削り取ったらなるべく、道を作ってから立ち去りましょう。

ちなみに、飛んで行ってしまったディボットは、「根」がついていないので、穴に戻しても再生しません。それが洋芝とちがうところです。

「目土してみようかな」という人が増えたかしら(汗)

We’re Turf Aiders

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在