スイッチ

今朝、思いついてサロペットにステンシルをした。「101」は一応我がBASEのショップ名だ。事務所にいるときは基本誰とも会わないので、ウォーキング通勤用の格好のまま1日過ごすことも多かった。でも、この先、ショップとしてここをオープンにするとなるとそれではいけない。それっぽいスタイルでお客様を迎えなくてはならないのだ。

そこでサロペットを「101」のユニフォームにすることにした。これならウォーキング通勤してきてもすぐに着替えることができる。

サロペットを選んだのは、なんとなくツナギっぽいからだろうか。

実家の父は整備工で毎日ツナギを着て工場に出ていた。朝、父がパジャマからツナギに着替えて2階から降りてくると「働く人」の顔つきになっていたのをなんだか思い出したのだ。仕事着/ユニフォームとは、気持ちを入れ替えるためのスイッチにもなるのだろうと思った。

自分も昔からゴルフウエア、シューズに同じことを感じてきた。

朝、ゴルフ場のロッカーでゴルフウエアに着替え、シューズを履き替えるのと、ゴルフウエアを家から着てきて、シューズもスパイクレスでそのまま、というのでは明らかに気持ちが違う。とくにゴルフ用のスパイクにロッカーで履き替えると、ようやく「ゴルファー」になれた気がして今だにテンションが上がる。やるぞ!って感じになるのだ。私にとってはウエアに着替える、スパイクに履き替える。これが日常生活をゴルフの世界へと切り替える大切なスイッチになっているのだ。

大袈裟だが「ユニフォーム」に着替えることで、覚悟が決まる。たとえラフな服装からラフな服装へであっても、切り替えは大事。ショップを営業する日は、必ずユニフォームを着たいと思う。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在