還暦おめでとう

今年は練習もラウンドもアンサータイプ1本に決めてやっている。まったく不足はない。

この状態でその前に使っていた「8802」を打ってみたらどうだろうかと思い、久しぶりに手に取った。

早速、グリーン上で打ってみる。

アンサータイプよりもヘッドが走ってよく飛ぶなぁ。あとは方向性がよいなと思った。

正直、やっぱりコレいいなと思ってしまった。

8802(デザインド・バイ・アーノルド・パーマー)型は、L字の中で最もトッププレーヤーの使用が多かったモデル。60年代前半、カーステン・ソルハイムがパーマー型に対抗する答えとして「ANSER」を考案したほどだから、その根強い人気ぶりが偲ばれる。

実用も含めクラシックパターを持つなら、デザインド・バイか63年製の8802だろうと思う。その実、一本一本別モノというほど個体差が激しいので、使い物になるかは保証できないが(笑)

今、8802は確実に狙い目。よくみていれば、63年製がメルカリで10,000円以下で売られてる。復刻版との見分けは色々みてる人じゃないと結構難しい。売主もわかってないから復刻なのに超高額だったり、63年製なのに二束三文だったりしているし。個人的には、いい時代だなと思っている。

1963年って今から60年前だ。8802よ、還暦おめでとう。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在