目をつむって振る

21.4世紀ゴルフ(156)

練習場では良いショットが打てるのに、コースでは上手くいかないことって多いですね。

その大きな原因の1つは、ボールを曲げたくない、トップやダフりがないようにボールに上手く当てたい気持ちだと思います。コースでは平常心でいられなロケーション、ライコンディションがほとんどですから。

そこで今回は、そんな不安いっぱいのコースでも上手く打つための提案です。

それは「目をつむって振る」です。

本当に目をつむって振る訳ではありません(笑)。思い切りよく自分のスイングをすることに集中すると言うことです。

怖いですよね。どんなレベルのゴルファーでもみんな怖いと思います。

でも、「ボールがどこに行ってもいいや!」という投げやりな考えではありません。しっかり目標を定めて、しっかりアドレスを取ることが大事です。あとは自分のスイングで思い切りよく振ることです。やってみると、意外に大きなミスも少なく、上手くいくことが多いことに気がつくと思います。

矛盾しているようですが、結果を考えずに自分のスイングでクラブヘッドを振ることが、結果として良いショット(大きなミスにならない)につながります。いい意味での開き直りと言えると思います。

コースで目をつむって振るための練習方法です。
練習場での練習の目的は2つありますが、①に重点を置いてみましょう。結果を気にすることが大切です。

「自分のスイングをすれば、コースでそこそこの結果が得られる」という自信を付けるための練習

→コースでのショットを想定して、スイングを気にせずに今の自分のスイングでボールを打ってみて、結果がどうなるのか(自分の現状)を確認しましょう。

スイングを改善するための練習

→今まで出来なかったことを出来るようにするため。改善中は結果を過度に気にしない。

目をつむって振る。今度コースをプレーする時、試してみてはどうでしょうか。
上手くいった経験が、どんどん自分のスイングに自信をつけてくれると思います。

お試しを。

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員