息を切らし高台に登っていく。雲はないのに白濁した景色。
目を凝らすと、そこに常念岳が見える気がする。時にぼやけ、時にくっきり。
肉眼でとらえているのか、イメージの中で見ているのか。わからなくなった。
でも、確かにそこにある。山は動かずいつもそこにあるから。
まぶたの裏の風景が目の前に見えた。
息を切らし高台に登っていく。雲はないのに白濁した景色。
目を凝らすと、そこに常念岳が見える気がする。時にぼやけ、時にくっきり。
肉眼でとらえているのか、イメージの中で見ているのか。わからなくなった。
でも、確かにそこにある。山は動かずいつもそこにあるから。
まぶたの裏の風景が目の前に見えた。