そこにある

松本市弘法山古墳から望む。黄砂に霞む常念岳

息を切らし高台に登っていく。雲はないのに白濁した景色。

目を凝らすと、そこに常念岳が見える気がする。時にぼやけ、時にくっきり。

肉眼でとらえているのか、イメージの中で見ているのか。わからなくなった。

でも、確かにそこにある。山は動かずいつもそこにあるから。

まぶたの裏の風景が目の前に見えた。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在