50:50

ロフト50°の昔PWは、なんだか計算がしやすい

2022年は、2021年9月から2022年2月の「歩き過ぎ」が祟って、3月から10月までヘルニア爆弾に悩まされた。ゴルフに行ってもハーフで帰ってきたり。せっかくのお誘いも断ってばかりだった。

ゴルフ渇望症を埋めてくれたのが、ユニオンゴルフのショートコースでアプローチ練習すること。だいたい20ヤード以内から「構え」と「リズム」だけを気にしながら反復していた。キャメロン・スミスのルーティーンと丸山茂樹のリズムである😏

リーディングエッジが真っ直ぐな「和顔」

練習するというよりも、上手くいくから調子に乗ってやっていた感じ😁  トップフライトアイアンのPWはとても感覚的に合っている。イメージ通りにボールがフェースに乗り、イメージ通りにキャリー、そしてだいたいタップイン圏内に寄ってくれるのだ。

思うに。

このPWのロフトは50°で、ウェッジというよりアイアンセット流れの作り。重さもフェースや溝の状態も。アイアンである。この仕様でフラットなライ、グリーン面であった場合、イメージ的にはキャリーとランの比率が50:50になる感じ。これがスピン性能に優れたウェッジシリーズのロフト50°だと、65:35くらいになるだろうか。スピンが効くぶん、余計飛ばさないとならない感じになる。

個人的には。

ノーマルなライで、キャリーとランの比率が50:50であると、とても計算がしやすくなると思う。グリーンが受け面ならちょっと飛ばす、下り傾斜ならランの比率を多くする。ちょっとの足し算/引き算でだいたい寄ってくれるイメージになるのだ。

ショートコースだろうが、レギュラーコースだろうが、パー3ホールだろうが、パー5ホールだろうが、20ヤード以内のアプローチはもれなく付いてくる。この距離、得意になっていて損はない。

フルスイングが怖かったぶん、コツコツとグリーン周りで遊んだ一年。自分にとって寄せやすいギアと使い方のイメージがなんとなく掴めたので、良かったなと思う。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在