有機的集合体

鳥がついばんだ実の種が芽吹き、茎をのばし葉を茂らせながら枝を張る。ひとたび枝として育ったら、そこからどんどん枝分かれするのが一般的だけれども、この木は枝として育ったものが寄り添うように、また一本の幹になっている。暖炉の前に鎮座しているこの切株。まるで house ONOFF を見ているようで、なんだか愛おしい。

美味しい沖縄そばをだす〝いしぐふー〟 時間を忘れさせる〝BAR ONOFF〟 素材を活かし素敵なモノをつくる〝木の庄帆布〟 の3本の枝がひとつ屋根の下で集う〝house ONOFF〟 どれかひとつ欠けても今の雰囲気は無い。合理性だけを追い求めないから出来ることがある。この有機的な集合体はまだまだ面白く変化する。そう思う。

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー