目土の目って?

あくまでも個人的な推測ですよ

昨日のラウンド中に、みんなでせっせとTURF AIDしていると、同伴プレーヤーが突然、“目土の目ってなんですかね?”と言い出しました。

なんで「目」なんすかね? 気になりました😅

軽く調べましたが、明快な答えには行き当たってしません。たぶん、芝生を貼るときにできる“目地”を埋める土・砂だから“目土・目砂”なんじゃないかと今のところ思っています。

芝生の間を砂で埋めることで、茎が横に伸びる道ができ、隙間がなくなっていきます。アイアンやウェッジで削り取ったディボット跡を砂で埋めるのも同じ理由です。

言葉について調べていて、言葉というのは正しく使ってこそ意味がある、意味を成すのではないかと思いました。

目地を埋める、掘った穴を埋めるのが目土の目的ならば、砂は撒くのではなく「砂を入れる」「砂で埋める」となります。

本当は「砂を」ではなく、「穴を」で始めるといいのかもですね。「砂を」で始めると撒いちゃいますから😅

掘った穴を「埋める」→「埋めることで芝生の伸びる道ができる」→「平らで美しいライコンディションが保たれる」→そのほうがみんな気持ちいい。

それが目土を施す意味合いなんだと改めて思いました。マナーとかエチケットではなく、単に芝のケア、保護というだけ。行為を押し付けてもいません。善行とも思いません。やりたい気持ちのある人がやればいいだけだと思います。やらない人がいてもまったく気になりません。自分で決めて、楽しくやったらいいことです。だから、やってる人のこともお構いなく。

やる気の芽を潰そうとしないでください。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在