ラウンドから帰ったら小物ケースからティやらボールマークやらを全部出す。ボールなども使えるものと練習行きのもので分ける。マイ目土バッグは砂を払って陰干しにする。帆布はカビやすいので、湿った砂を入れていた日は注意が必要だ。必ず、しっかり乾燥させてから仕舞いたい。
宅急便送りのラウンドでは、スコップを使わないで済む「スコップレスターフエイドバッグ」をキャディバッグに忍ばせていく。これに使われている見るからに「安そう」な帆布は、目が詰まっていないぶん非常に柔らかい風合いになる。使うほど「袋」のようになっていく感じがたまらない。安そうだからこそ、この味が出る。この抜けた感じ。インド製の良さだと思っている。
砂を入れると、ぷくっと底面が丸くなり、そのフォルムが「なんともかわいいな」。ラウンド中も密かにほっこりしてるのだ。趣味なんだから、気に入ったモノで気ままにすればいい。一緒に育ち、朽ちていく。愛せるモノたちとゴルフをしていくのだ。