鶴亀にあやかる

輪厚18番ホールに、井上誠一も描かなかった池が生まれた。

13番ホールから流れ始まる川の、とりあえずの終わりがこの池である。

長い歴史のなかで、人間は自然から治水を学んだ。

この川が穏やかでありますように、この池が溢れませんように、そう鶴亀石に想いを託す。

ゴルフコースも作庭も、自然の摂理に耐えるような思想が必要だと思う。

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー