立秋になり

バジルには花が咲きはじめ、キュウリは日々育ち、カボチャも大きくなった。目的外植物のいわゆる雑草というやつもグングン育ち、ちょっと目を離したすきに野菜が茂みに隠れてしまう。手に負えない自然を相手にしていると、人間が謙虚になれるようにこの頃思う。

 

絶え間なく送信されているノイジーなニュースもSNSも受信することもなく、ただひたすら汗をかきながら、菜園作業をすることがこの頃とても気持ちいい。土の香りが季節ごとに変わったり、生える草の種類が変わったりする。気が付けば、蝉の声がコオロギに変わり始めていたりする。自然が季節を教えてくれる。

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー