つかいこなす

よい道具を欲しがって、手に入れたわりに。すぐ違うものを欲しがってしまう。使いこなすまで至らない。それが今までの自分の姿で残念な部分。

今朝、ファインダーを覗きながらゴルフクラブがおさまりがよくみえるアングルを探していて、ちょっと気づいた。カメラの機能ってどういう絵を撮りたいかイメージできないと使いきれない。自分が想像しなければ、いかなる高級カメラを用いてもスナップ写真しか撮れないだろうな、と。

ゴルフクラブもおんなじ。どんなゴルフがしたいのか、イメージできないといかに最新のクラブを手にしても使いきれない。そして目的があいまいだから、すぐに飽きて次なるモノにすがってしまうのかな、と。

使いこなすまで至らなかったのは、いい道具を得ていなかったからではなく、自分のゴルフに対するイメージ力が不足していたから。ゴルフ観が定まっていなかったからだ。

今年の終わりに50になるが、なんとなくゴルフに対して「この先、こうしていけたらいいな」が見えてきた。道具に対してもじっくり向き合えるようになってきた気がする。うまくいく時ばかりではないけど、しばらくコレでやってみようかな。そう思えるようになった。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在