上達を早める練習法

21.4世紀ゴルフ(170)

練習場に通って一生懸命練習しても、なかなか上達した実感が得られない方も多いのではないでしょうか。

今回は、上達の実感を得るために効果のある練習方法の提案です。

「練習場でも狙いを決めてボールを打つこと」です。

「なんだ!そんなことか!」と思われた方も多いでしょうね(笑)

でも、これだけで全く違います。もし練習場で1球ごとに狙いを定めて練習していないのであれば、上達の実感はなかなか望めないと思います。

狙いを決めて練習することは、コースでのプレーの上達の近道だと思います。

狙いを決めない(狙いがない)で練習すると、どうして上達を実感できないのでしょうか?
理由は以下の3つです。

①ゴルフはターゲットゲーム(狙ったところにボールを運んでいくゲーム)だからです。

狙いをつけないでボールを打つことはあまり意味がありませんね。みなさんがコースをプレーする時、各ショットで狙いを決めていると思います。それと同じように、練習場でも狙いを決めてボールを打つことが大切です。

②正しくアドレス出来ているのかどうかを確認出来ないからです。

狙いがないということは、どこに向かってアドレスしているのでしょうか。狙いに対して正しくアドレスすることも大事な練習の一つです。正しくアドレスが取れなければ、良いスイングをすることが出来ません。

③ボールの曲がり具合いが判断できないからです。

狙いが決まっていないと、ボールが狙いからどのくらい打ち出す方向がズレているのか、ボールがどのくらい曲がっているのかを判断できません。そのため、打ち出す方向や曲がりを勘違いしやすく、スイングを崩すことがあります。

簡単なことですから、練習場でも狙いを定めてスイングしてみてはどうでしょうか。                                        打席マットの方向の延長線上に狙い(距離看板・ピン・鉄柱など)を決めて、スイングを繰り返してもOKです。
上手く狙いにボールが打てるようであれば、1球ごとに狙いを変えて練習すると更にワンランク上の上達が望めます。

練習場に行くたびに続けていけば、上達を実感できるようになります。  

お試しを。

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員