気は心

まだ寒い日もあるだろうけれど、節分も過ぎ、春を感じる日差しに足取りも軽くなる。普段歩かないところを探して歩く、幼少期のころにした探検を思い出すような感じで歩いたら、初めての小さな社についた。

ほんとに小さな社で立派なものは何もないようだけれども、栗の実がふたつ御供えしてあった。受け皿がないとか旬じゃないとか言いたい方もあるだろうけれど、こういうちょっとした感謝の気持ちを形にする行為、案外忘れがちなものである。

つべこべ言うことなく先ず習ってみよう。残すべきものか、続けておくべきことか、やってみると大切さがよくわかる。面倒くさいとさぼったら次世代に受け継ぐことはかなわない。

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー