まだ寒い日もあるだろうけれど、節分も過ぎ、春を感じる日差しに足取りも軽くなる。普段歩かないところを探して歩く、幼少期のころにした探検を思い出すような感じで歩いたら、初めての小さな社についた。
ほんとに小さな社で立派なものは何もないようだけれども、栗の実がふたつ御供えしてあった。受け皿がないとか旬じゃないとか言いたい方もあるだろうけれど、こういうちょっとした感謝の気持ちを形にする行為、案外忘れがちなものである。
つべこべ言うことなく先ず習ってみよう。残すべきものか、続けておくべきことか、やってみると大切さがよくわかる。面倒くさいとさぼったら次世代に受け継ぐことはかなわない。