108mmの穴

ホールカッターのサイズは外径が108㎜。したがって開いた穴の内寸が108㎜であり、カップの内側は肉厚分だけ数ミリ狭くなる。カップの淵を沈めているにはそれなりの訳がある。

ゴルフは108㎜の穴にボールを沈めるゲームである、という大原則は変わらないで欲しい。ゴルフが楽しいのはその難しさがあるからだと強く信じている。穴を大きくしなくても、そう希望する人はピックアップすればいい。大きい穴をあけるのは案外難しく、大変な仕事。毎日切り替えるのも大変な苦労だし、なかったように平らに戻すのも相当な技術だってことを察して貰えればありがたい。

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー