霜がとけるまで。

グリーンが凍る冬になると芝刈りとカップ切りは夕方の作業になる。なかには凍結防止シートで養生をしているところもあるのかもしれないけれど、それでも早朝の芝生はシャーベット状態だ。グリーンキーピングをしているものとしては踏んでほしくない、という気持ちが少なからずある。できれば日が昇り霜がとけるまで待って欲しいな、なんて思うことがある。我儘は人間の性なのだけれども、ほんの少しの我慢がゴルファーにあったら嬉しいな。

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー