三代澤本寿の和紙

三代澤本寿先生が遺したデザイン和紙

松本に行って、中町通りの「ギャラリー三代澤」に立ち寄った。私にとって中町通りといえば、中央民芸(松本民芸家具)や、ちきりや民藝店が目当てだったのだが、最近ではもっぱら「ギャラリー三代澤」に行くためにこの通りを訪れる。松本と縁のある染色家といえば、柚木沙弥郎先生が有名なのだが、私は松本出身の三代澤本寿先生のデザインや色彩の感覚がとても好き。もっと評価されてもいいのにな、と常に思っている次第である。

「ギャラリー三代澤」では、布絵や木製パネル、屏風から暖簾まで。季節に応じて展示替えをしながら、三代澤本寿の世界観を紹介している。そして、先生の遺したデザイン和紙を使って、文箱やしおりをハンドメイドして販売していたりもする。私はもっぱら、なんの加工もされていないデザイン和紙の「端切れ」を求めにいくのである。先生本人の手になる「作品」には違いないのだが、いわゆる「ありがたい作品」には昇華しきれていない原石みたいなもの。これを分けていただいて、さてどうしようかな?と、松本から帰ってきて思案するのがマイブームなのである。

今回は大判の和紙も購入してきました

さて、どうしましょう(笑)

作業はもう少し心に余裕、集中力に余力がある時にじっくりやりたいと思っています。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在