コースが狭い、アップダウンがきつい、トリッキーから始まり芝がああだこうだ、と言いだせばきりがない。事実そう感じたのかもしれないけれど、口にしないことをお勧めしたい。どんなコースでも誰かのお気に入りのホームコースなのだから。
あんまり好きじゃない、と思っていたはずなのに通えば好きになることがある。あばたもえくぼ、ではないけれど、ひょっとしたらそれがコースが教えてくれた新しい楽しみ方かもしれないし、ひとつ成長した証かもしれない。美人だけが一番ではないのだ。
誰が見ても一目惚れするような美しいコースが素晴らしいという人もいる。ただそうでないコースにも、実は素晴らしいコースが沢山あって、ゴルフの奥深さを教えてくれるのだ。世界で一番コピーされたノースベリックのオリジナルレダンから、そんなことを教わった。