11月の車窓

大糸線の車窓から 稲刈り済んだ田んぼと冠雪前の常念岳

車で行けば流れてしまう風景も、静かに止まって見えるような電車の旅である。

11月はお誘い、法事、いつものひとり旅と電車に乗って出かけることが多かった。

北海道、新潟、長野。それぞれの車窓からそれぞれの景色を楽しんだ。

小樽に到着
函館本線 小樽築港〜手稲間に広がる北の海
越後線 弥彦山越しに沈む夕日
上越新幹線からみた八海山
特急あずさから見えた甲斐駒ヶ岳
大好きな大糸線
安曇野の主役は有明山
大糸線 信濃大町 爺ヶ岳、鹿島槍、五竜の勇姿
東京モノレールの車窓

北アルプスに沿うように走る大糸線は、利用客が減少し一部区間で廃線も検討されているという。同じ日本なれど、車窓から見える街、景色は大きく違う。外を眺める自分の心持ちも、すでに違う。

ものすごいスピードで流れているのは景色ではなく、自分なのだ。そう気付かされた11月の旅だった。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在