言うは易く行うは難し

一個人がここまで作り上げた想いを大切にしたい。カップの淵を痛めたくない、コースを痛めたくない。後に続くプレーヤーのために、コースを整備するスタッフのために、その気持ちについ涙腺が緩んでしまう。

カップの中のボールをピックアップする用具あったらいいな、誰しも思ったことである。2019ルールになってからピンを抜かずにボールをピックアップする機会が増えた。手のひらで包むように、指先をとがらせて、プレーヤーもカップの淵を気遣いながらいろいろ工夫したことだろう。トングを使うものもいたし、蛸の吸盤みたいなものを使うものもいたけれど、この用具を一から作り上げた男がいる。
なんでもそうだが批判は誰でもできる。あったらいいなを言うのも簡単である。だが作り上げるのは本当に難しい。感服である。

この記事を書いた人

八和田徳文

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー