スリッパから降ってきた。③

重なるイメージ。FIRST AID/TURF AID

真ん中のハンドルを持ったときにバッグが水平になる仕組み。スリッパから着想した新しい目土バッグは、なんども試作を重ねたことで商品化できそうな感じになりました。あとはオシャレ感を出すための装飾、プリントが必要だと思いました。

最初は、普通に「CLUBER BASE」とブランド名をいれようとしましたが、PC上で当て込んで見てもまったく響きませんでした。またぼーっと思案のときです。ふと目に入ったのは、救急箱。緑十字に「FIRST AID」と書かれた外国製のやつでした。

そして、下記のようなこと。考えたのです。

最初は、フロントの合わせ目にまたがるようにプリントできないかと考えました。

いやいや、お客さん、こんなのプリントしてから縫い合わせたって、ズレるに決まってますがな。と工場からは当然ダメ出しです。結局、当時木の庄帆布さんがスイス軍の無線バッグをイメージして展開していたトロリーケースに装着していた革の十字パッチを使用させてもらい、縫製後にかしめ止める方法で進めることになりました。

最初の写真。左の試作品は軍monoっぽさを狙い、自分でスプレーでステンシルしたものです。モノ作りに対して、結構貪欲でいろいろやっていたなぁと、4年経った今は思います。

TURF AID⑱

この言葉を思いつかなければ、いくら使いやすい目土バッグでもここまで広がらなかったかも、と思います。今はいろいろな方、TURF AIDERたちに愛用いただき、備品として使っていただけるゴルフコースも数コースに増えました。ありがたいことだなぁと思います。

擦り傷つけた芝生にさっと砂の絆創膏を貼る。そんな感覚がTURF AIDというワードに乗って、日本全国に広がっていけばいいなと思います。

 

この記事を書いた人

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CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人