はじまりのとき。

はじまりのとき。

モノ作りをしていると時々、なんのためにやっているのかわからなくなります。最初は自分が欲しいと思ったモノを作る、のが基本でした。

でも、モノ作りが「モノ売り」になってくると、次第に何が売れるか、欲しがられているかと自分ではない、見えもしない他の何かを見ようとするようになりました。

かくして出来上がったモノは、たいして売れない、そして作った自分自身もたいして欲しくないモノ。そういうのって、なんかむなしいなぁと感じました。

情報もそうかもしれません。自分がつまらないと思う情報は流すべきじゃない。それは受け手に伝わるから。おもしろいと感じたことだけでいい。そう思います。

欲しくて作ったモノには、たとえ売れなくても納得できる輝きがあります。自分だけに見える光のようなものですが(汗)

久々に開いてみた、ちょっと昔のアイデアノート。それはまるで自分の欲しいモノのリストのようです。欲しいをカタチに。

それが原点。はじまりのときなんだなぁと思います。

今一度、土を耕すことからはじめたい。そう思っています。

耕す。発起人 CLUBER

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在