素性を明らかにする

ベン・ホーガンのお助けウェッジシリーズ。バンカー脱出専門のSURE OUTとアプローチ用のSURE ON

秋に出る雑誌Choiceのウェッジ特集を一部担当したので、改めて「ウェッジのそもそも論」的なところに想いを馳せた夏でした。誤解されがちなバウンスの意味とか、なぜグースが評価されたのか、とか。改めて考えを巡らせたり、原稿を書きながら「ああそうか!」と気がつくことがあるなど、自分自身でも色々整理、発見ができたような気がします。

内容は変わり様がない世界ですが、これまでとは少し違う言い方(書き方)、角度でご紹介できるのではないかと思っております。

今のウェッジは何となく「万能感」にあふれていますが、そもそもはその対極である「専門性」「特殊性」にこそ存在する意味があるのです。

昔のクラブのように、バックフェースやソールに「素性」を匂わすワードを刻んだほうが良いのでは? と思います。SURE OUTやSURE ONなんて非常に明快。これを日本語バージョンにしたのが、DERUNDA/YORUNDAですね😀 そういうのってウェッジの場合はとても大事なんだと、改めて思った次第です☺️

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在