夏椿の季節に想う。

一日花。一日だけ咲いてポトリと落ちる夏椿。花びらは散ることなくポトリと落ちる。江戸の時代なら縁起が悪いとされたこの花を令和にどう想う。
穢れ汚れるまで枝先にしがみつくのを美しいと感じるか、花びらを散らせながら余命を満喫するのを良しとするのか、受け取りようは人それぞれだ。美しく咲き、潔く落ちる、それもまた一つの美学なり。

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー