思い出が消えるまえ

今日の感動を忘れないように。そう思い手にしたモノのなかでも大切にしていたものだった。美しく仕上がったコース、硬く締まったグリーン、スタッフの笑顔、すべてが大切な想い出だ。

大切にしていたものは、あっけなく劣化していった。天然素材ではありえないような、風合いの微塵も感じさせないような劣化のしかたは残念で仕方ない。ものつくりの在り方は大量消費時代から、一歩先に進んでほしい。

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー