寂しい時代

空の写真も嫌悪されるらしいですね

丁寧な暮らし と検索すると、丁寧な暮らし うざい、丁寧な暮らし 嫌い、丁寧な暮らし 違和感などと、ネガティブな検索候補がずらりと出てきました。

身の回りのことを時間をかけて楽しみながらやることが、嫌悪の対象になるのだと知りました。そういえば、ラウンド中に目土をすることも同じです。目土をやっていると、偽善的だと鬱陶しがられます。他人に強要したことは一度もない。ですが、やっていますというのを見るだけで、嫌悪。勝手にやっていますのでお構いなく、といえば輪をかけて嫌われる。結局、何をしても気に入らないのです。

多様化といいつつ、他人の選択を認められない世の中。既存は出る杭を打とうとし、新参者は既存をこき下ろし、自らの正当性を主張します。結局は、黒か白。そのどちらかで塗り潰されるしかないのでしょうか。自由にさせろよと言いながら、他人の選択を、生き方を否定し、自由な言論をも奪おうとします。目障りなヤツは槍玉にあげ、黙らせる。そうしないと気が済まないのでしょう。

寂しい時代です。

 

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在