芝生管理のエキスパートたちの登竜門である資格講座の講義を終えて一息ついた。
ゴルフとは何ぞや。そこの基点が定まらないと議論は始まらない。ボールが飛んだ飛ばない、そこのずっと前にある大切なことを推考し、想像し振返る。歩んできた歴史に正解も不正解もなく、そこにある事実が現時点での結果である。この先どう進むべきか。
ハリウッド映画、フランス映画、邦画、それぞれに味わいがある。日本の気候風土で如何に本質的なゴルフを楽しむか。そこを理解することが大切だ。
度々変わるルールに翻弄されてゴルフの本質を失念しないよう注意する必要がある。簡単便利に絆されて堕落し過ぎない必要がある。ゴルフはホールにボールを入れるゲームである。誰が楽しみ、誰と楽しみ、誰がコースを維持するのかを意識する必要がある。
そこを認識することがコース設計の基本であろうか、なんてことを今更ながら考える。