晩秋の終わり

一本の沙羅の落葉だが、どの枝で一年育ったかによって様子が変わる。一年に同じ一日がなかったのと同じようなものかもしれない、そんなことを思いながら集めて焼いた。

殆どの時間を自宅以外で過ごすこの頃で、落葉も溜まりっぱなしになっていた。見上げたら、残りの枯葉もあと僅か。ご近所が洗濯物を干すまえに、お気に入りの焚火で暖をとりながら、慌ただしい日々を振り返る。
何気ないこの時間が自分にとってはとても大切で、湯舟に浸かるくらいリフレッシュできている。ラジオからはクリスマスソングも流れる季節になった。本格的な冬が来る前に、したいこと、しなければならないことをしておこう。

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー