ザラザラフェースいいなぁ

今年、いいなぁと思った新製品がブリヂストンスポーツの「B1 ST HYユーティリティ」でした。

このクラブはスリップレスバイトミーリングという特殊な加工がフェース面にされているので、ボールのフェース乗り、くっつき感がとてもよいのです。とくにUTは21°、24°とロフトが寝た番手を使うので、インパクトでボールがフェースにホールドされる感じが強いほど安心感が高まるわけです。

ラウンド中、わざとボールに水をかけて打ってみたりもしましたが、まったく滑る感じがなくてお世辞抜きで本当に弾道安定性に寄与している気がしたのです。

メーカーのプロモーション的にはドライバーの飛びにつながるテクノロジーのひとつという感じで拡散されているので、今一つ話題になっていませんが、個人的にはUTでこそ、このザラザラフェース効果を実感していただきたいと感じています。

世の中の流れとして、これだけハイロフトUTがスタンダードになってくれば、フライヤー対策としてフェース面のテクスチャを科学する必要が出てくるのは必然。このB1/B2 HY ユーティリティがその先駆けになるんじゃないかな、と思っております。

私もコレ、中古で見つけたら買おうかな、と思ってます(笑)

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在