10年計

10年ひと昔というのは本当だ。10年前に起業した時を思い起こすと浮かんでくる顔、モノ、空気感。何ひとつ残っていないように感じる。それが進んできたという証しでもあるし、寂しく感じられるところでもある。

10年経って、いま「思っていること」は間違いなく10年分の「財産」だ。それが今を生きにくくしている面もあるが、それがあるからこそ分別がつけられるのだと、都合よくとらえている。

10年前、砂時計を見た時に気になるのは「残りの砂」の量だった。あぁ、もう半分も残っていないなと。今朝、改めて砂時計を見た。目がいったのは「溜まった砂」の方。かけた時間のぶんだけ、何が残ったのかなぁと。残ったものを大事にしたいなと。

以前は「人生はひっくり返せない砂時計」だと思っていたけど、今は違う。下に溜まったのは「財産」だ。砂時計をひっくり返せばそれを、次の時間の「糧」として使うことができる。

そのイメージがいいな、と思った。

振り返ってみると、私の砂時計はおそらく「10年計」だ。ひっくり返すタイミングがやってきた。

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在