DEEP & THICK

DEEP FACEというと、一般的なゴルフ用語としてはリーディングエッジからクラウンまでの高さがあるヘッドのことを指します。その反対はSHALLOW FACEです。平べったい感じですね。

では、打球面の厚みはなんと表現すればいいでしょうか。THICKですかね?

プリドーンパターのボディの厚みは28ミリです。つまり、そのまま28ミリ厚フェースということになります。普通のゴルフクラブにくらべたらあり得ないくらいのTHICK FACEです。

ゴルフクラブはやさしさ追求のためにTHICKNESSの方向に進化していきました。でも、プリドーンは名前の通り夜明け前(開化前)の無垢なる状態。金属の塊だから、どの方向に対しても分厚いのです。フェースの高さもボールの直径合わせですから43ミリあります。パターとしては超DEEPだと言えるでしょう。

よく素材で打感が変わると言われますが、金属素材であれば素材の違いで変わるのはほんの微か。微差です。打感を明確に変えるならば厚みを変える。かつてショートレングス用だった350Gヘッドが長さに関わらず人気となったのは、重さを確保するためにバックフェースをキャビティにしなかったからです。つまり打球面が分厚かったので、打感が明らかに変わったのです。マッスルバックアイアンの打感がいい!と言われるのも、打球面が分厚いからです。

そう考えると、現在の薄い打球面でソールのタングステンウェイトで350g以上にしているパターヘッドは、初期の350Gとはまったくの別物ですね。同じ重さでも打感が全然違うはずですから。

では、打球面が分厚いと結局、どうなるのか? それについてはまた書いていきたいと思います。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在