気が付けば今年も半分を過ぎました。不平不満を多く耳にするこの頃ですが、きっとそういうのは人間だけなのでしょう。季節は廻り、ことしも小さなカマキリを眺めることが出来ました。こいつが何を考えているのか知る由はありませんけれど、きっと生きることに一生懸命なのだと思います。
霜柱が経つ頃におじさんが垣根を作り、踏み荒らされないように守ってくれた半夏生は今年もきちんと育っています。この草が生態系の何に役立っているのかはわかりませんが、カマキリが育つ場所として機能していることは間違いありません。明日は七十二候の一つでもある半夏生、ちょっと落ち着いて半分過ぎた今年のことを考えてみるのも悪くないかもしれませんね。