斜に構えたスロープの途中にある小さなグリーン。僅か50坪ほどの斜面なりに傾いているプッシュアップグリーン。ここから3打でカップインして規定打数のパーである。
風を遮る木々はなく、足元にフラットな場所はない。バンカーはひとつもないけれど、十分に難しく面白い。
この左右に傾斜のあるグリーンのピンプレイス次第では、スクラッチプレイヤーでも苦労する。クレバーなゴルファーにはわかるだろうか。
派手なアクセサリー染みたバンカーは本格的な骨格が足りてないホールには必要であるが、それは目立つだけの不平等で手入れのかかるものでしかない。ゴルフゲームを楽しむことに余分なものは不必要である。