神は細部に宿る

輪厚のシンボルDoDoが小脇に携えるゴルフクラブのシンプルな原型とは違う新たなデザインを作り上げた。サンプルは複数のクラシッククラブ。

 

銅という素材と向き合い半世紀

緑青をふかさず自然の色味を大切にしてきた

その小山徹郎が数か所のみ真鍮を誂えた

その意味は経年変化の差異を保持することだった

 

所詮人間のすることなんて知れたもので

人間が付けた色なんて不自然なもので

素材が自然に色づくのが美しいと思うんですよ

自分と一緒に変化していく様を見るのも悪くないでしょう?

 

彼の口癖だった

経年変化を恐れず楽しむこと

彼の作品にはその時の感情が吹き込まれている

 

目の前で仕上げをする小山徹郎は想いを語りながら丸めた紙やすりで風合いを出した。やりすぎない加減は絶妙でありロゴのフォントのオリジナル感もそぐうものである。

 

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー