やってみたいをやってみた

ドライバーショットで折れたティを捨てずにキープしておき、その先を削ってショートティに。

11月に総武CC北コースで拾った、誰かが自作したショートティの話を書きました。そのなんとも言えない温かみに感銘を受けて、いつかやってみたいと思っていましたが、急遽また北コースに行くことになったので、とりあえずやってみました!折れたティって意外とラウンド小物入れの中にあるものですね。

ティの先を削りながら思ったのは、こういう作業をすると、なんとなくゴルフに深みが出るなってことです。ラウンドがゴルフ場で行うだけのものではなくなる、そんな感じがしました。

ゴルフをすることに慣れてしまうと、1打の結果やスコアがとても重要なものに思えたりしますが、実際は多少飛ばなくても、スコアが多少悪くても、ゴルフはかなり楽しいものであるのです。それは仲間と時間を共有する、自然の中を歩く、深呼吸する、空を見上げる。「ボールを打つ」こととは関係ないところにこそ、本当のゴルフっぽさがあるからです。

ティを削りながら、北コースの風景を思い出し、なんとなくワクワクしました。やってみたいではなく、とりあえず、やってみる。そうすると思いがけず気づくことがあったりして楽しいですね。

年末に「ゴルフっていいな」って改めて思えてよかったです。ショートティの自作は、それ自体が楽しいので続けたいと思います。

総武CC北コースの中ではこのホールが一番落ち着きます。

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在