なぜサイレントなのか

青木功のエースパターといえば、ファーストフライト社の「SILENT PONG(サイレント・ポン)」が有名だ。でも、なんで「サイレント」なんだろうと思っていたが、「PONG(ポン)」もあるとなれば話が早い。「ポン」はソールのフェース際にスリットが入っていてボールを打つと金属音がする。PINGの1AやANSERのようなキン音ではない。ナイキのSQ5900ドライバー的なポケ音だが、確かに大きな音が鳴る。

これからしたらスリットのない「サイレント・ポン」は、確実に静かである。

悪があるから善が生まれる。日陰の辛さを知るからこそ日向のありがたみがわかる。大きい打球音があるから、サイレントに感じる。一事が万事、そういうことである。

最初、PONGとなったからPINGにならって「ポンパター」と名付けたのだろうが、ちょっと不快だよねってことになって、音を消そうかねとなった。そして「サイレント・ポン」ができた。どうだ、これで満足だろ?と。確かに世界の青木が使ったのだから音を消したのは大正解だ。でも、PONG音のしないパターはそもそもPONGなのかい?

それを言ったらPINGだってもうピーンって音はしないか(笑)

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CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在