器のうつわ

席に着き、ひと息ついた。いつも予約で埋まってしまう店。やっと食べられる安堵感のようなものと風景と、その場の空気感とにホッとする。朱で塗った木目のきいた盆に目をやりながら、なんとなく土地のことを考える。ちゃんとした箸と、ちゃんとした匙と、それの置かれた姿の美しさに、なんとなくホッとする。

 

世の中の殆どは器の中身のことしか気にしていない。腹に収まるのは確かにそれなのだけれども、器はとても大事なもの。中身に込めたあたたかい気持ちを伝える大切なもの。このちょっと不格好な三本足の器、ぜひ手に取ってみて欲しい。お腹以外も満たしてくれる沖縄そば屋〝いしぐふー〟天久の高台で営業しています。

この記事を書いた人

八和田徳文

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー