民藝、用の美という。70’s〜80’sに作られたタンブラー。今見ると実にキュートである。柳宗悦が見られなかった世界線だ。「用の美」の構成要素の中には「郷愁」「記憶」というものが絶対にあると思う。幼い頃に見たモノ、使ったモノ。モノを通じて脳裏に浮かぶ今はない光景や人。ババの家で出てきた夏の「麦茶」の濃い味。
それらを含めて、古い「コップ」が美しく見える。
民藝、用の美という。70’s〜80’sに作られたタンブラー。今見ると実にキュートである。柳宗悦が見られなかった世界線だ。「用の美」の構成要素の中には「郷愁」「記憶」というものが絶対にあると思う。幼い頃に見たモノ、使ったモノ。モノを通じて脳裏に浮かぶ今はない光景や人。ババの家で出てきた夏の「麦茶」の濃い味。
それらを含めて、古い「コップ」が美しく見える。