古いコップ

民藝、用の美という。70’s〜80’sに作られたタンブラー。今見ると実にキュートである。柳宗悦が見られなかった世界線だ。「用の美」の構成要素の中には「郷愁」「記憶」というものが絶対にあると思う。幼い頃に見たモノ、使ったモノ。モノを通じて脳裏に浮かぶ今はない光景や人。ババの家で出てきた夏の「麦茶」の濃い味。

それらを含めて、古い「コップ」が美しく見える。

 

 

 

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CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在