今年の春はとてもながく、ちょっと辛かったり、ちょっとしんどかったり、ほっとしたり。そんな春。
らしくある、らしくない、らしくあれたらいいな。そんな、なんとなくぼんやりとしたみんなのらしくの期待に応えようとして頑張りつかれた友人がまた一人旅立った。
もっと自由に自分らしくあっていいのではないか、そう声をかけてあげる機会に気付けなかったことが、残念。
どこに咲こうと、いつ咲こうと、あなたにとって美しければそれでいい。
花はそのくらいのものであり、ゴールでもスタートでもなく、一年に一度のあなたにとってのハレであればいい。
優しかった君らしい、終わり方だった。