らしい

今年の春はとてもながく、ちょっと辛かったり、ちょっとしんどかったり、ほっとしたり。そんな春。

らしくある、らしくない、らしくあれたらいいな。そんな、なんとなくぼんやりとしたみんなのらしくの期待に応えようとして頑張りつかれた友人がまた一人旅立った。

もっと自由に自分らしくあっていいのではないか、そう声をかけてあげる機会に気付けなかったことが、残念。

どこに咲こうと、いつ咲こうと、あなたにとって美しければそれでいい。

花はそのくらいのものであり、ゴールでもスタートでもなく、一年に一度のあなたにとってのハレであればいい。

優しかった君らしい、終わり方だった。

 

 

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー