21.4世紀ゴルフ(62)
ゴルフのスイングは、ボールを打つ練習だけではなく、スイングしやすい身体があってこそ効率的に習得出来ることは、皆さんもご存じのことと思います。
今回は旧知の方からとても参考になるお話を伺いましたのでご紹介します。
それは、相撲力士の基本練習である、シコ踏みとテッポウでした。
古くからの伝統的な方法ですが、とても理にかなった練習であることに感心すると同時に、ゴルフスイングにも有効だと思いました。21.4世紀ゴルフでも、スイングするのに最も必要な身体は、股関節と肩甲骨の柔軟性だと考えているからです。
シコ踏みは、股関節の動きを広く・スムースにすることで、ボールの曲がりを抑えて方向性を格段に良くしてくれます。
少しずつできる範囲で腰を深く落としていくように行うとよいと思います。詳しいやり方はネットで検索いただくとたくさん出てきます。
テッポウは、肩甲骨の動きを大きく・スムースにすることで、飛距離を格段にアップさせてくれます。腕だけで突くのではなく、肩甲骨を大きく背中の中心に寄せるように動かしながら腕を突く意識で行うとよいと思います。こちらも詳しいやり方はネットで検索いただくと良いでしょう。
もちろん、身体のほかの部分の柔軟性を養うことや筋力を鍛えることが不要と言っているわけではありません。できるのであれば鍛えた方が良いに決まっていますが、仕事を持つアマチュアゴルファーにとっては、現実的ではありませんね。
特に、長い時間、椅子に座ってパソコンに向かっている方には、シコ踏みとテッポウは有効と思います。仕事の休憩時間や練習を始める前などで行ってみてはどうでしょうか。
ちなみに教えていただいた旧知の方は、3か月ほど続けたら信じられないほど飛距離が伸びたそうです。皆さんも、少し続けていくと驚くほどの効果を得られるかもしれませんよ。
お試しを。