ライ角はできちゃうもの

プリドーンパターを構えた時にシャフトを垂直にした人は今のところ「ゼロ」です。禁止しなくても普通はライ角つけて構えるんですよ。

真円ヘッドのプリドーンパター。SNSに投稿しまくっていると「それライ角ついてないから違反じゃん!」と高確率で言われます。

ですよね(汗)

だから、このパターは「夜明け前」なんです。暗くて静かなる状態です。そこに「ライ角が!」という秩序を与えてくださったのなら、さて、ではどうしようか?と考え始めます。たとえば、

ソールにショットマーカー(感熱シール)を貼って、床の上でボールを打ってみます。10球も打てば、ソールに一本の線が残ります。そこがその打った人にとっての接地点、「ソールの中央」となります。次に、これをゴールドファクトリーに送ります。そして、このラインをソールセンターとして「フラットなソール面」を作ってもらいます。次の画像はイメージです。

プリドーンのカスタム加工例。コンペティションカスタムともいえるかもしれません。

私がこのソールカスタムをしてもらったとしたら、わざわざ「SOLE CENTRE」と刻んでもらいますね。ちょっとした反骨心(笑)。このへんがカスタムの楽しみ方になると思います。

ここで、最初の写真を見てください。右のプリドーンが感熱シールで割り出した、「私のソール」で構えた時のシャフトの傾きです。これを「ライ角」と呼ぶのですよね?

自分の構えに沿ってソールを作ってあげれば、自然にライ角は生まれるのです。一般のパターはソール面が決まっているので、構えによってライ角を調整するんです。

人はパターにライ角度がついていないとルール違反だと思っています。でも、ゴルフ協会が本当に禁止したいのは「シャフトを垂直に構えてボールを打つこと」なんだと思います。そのパター、ライ角が付いてない!ではなく、ライ角を付けて構えていない!という行為が、実は指摘すべきポイントなのです。

「プリドーン」パターを渡して、シャフトを垂直にして打った人はいません。普通の感覚で構えれば、その人なりの「ライ角」は作られる。これも真円パターが改めて教えてくれたことの一つです。

 

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在