ゴルフコースは生きている

長野国際CC城山No,7 / 日本ではまだ珍しいソッドウォールバンカーを配することで、ワンオン狙いのぶっ飛ばしメリットの大幅削減をした。ゴルフは力でねじ伏せるものでない、そのことを伝えたかった。

 

よく手入れがされているゴルフコースというのは

どこもかしこも満遍なく刈り込んでいるというよりも

設計の意図を理解してメンテナンスをする

そのほうが大切だと考えている

 

デザインを無視した芝刈をするだけで

すべて台無しになる

 

プレイルートが見出せるようにフェアウェイが刈れているか

ラフとヘビーラフとフェアウェイを意識して刈れているか

バンカー周辺の刈高さえもバンカー設置意図で変わるくらい

かなりシビアで微妙なものだと考えている

 

長野国際CCグリーンキーピングチームのおかげもあって

このホールは2年で逞しくなっていた

ありがたいことである

 

芝を短く刈り込むことでバンカーに転がり入る集球エリアを拡大することもできるし、芝を伸ばすことでそこに留めることもできる。難易度と可罰性をコントロールする、これはグリーンキーパーの思考次第である。

 

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー