
ブルズアイにもいろいろあるが、私はまずソールを確認する。刻印が擦れてほぼ溶けてしまっているものならば、買ってみようかなと思うのだ。アクシネットカンパニーになる前のブルズアイは「プレ・アクシネット」と区別されており、特徴は極めて柔らかい真鍮素材を使っていることだ。ヤスリなんかをかけたわけでなく、アドレスでソールをしただけで摩耗し刻印が見えなくなっていく。表面を見ていると何やら艶めいて、本当に溶けかかっているのでは?と思うほどだ。

こちらはアクシネットカンパニーに販売が移った直後と思われるブルズアイ。いい感じで刻印は溶け、無数についた当たりキズのエッジも滑らかで、それが光の反射をファジーにして艶感、ヌメ感を生み出すフィルターのようになっている。
この時代のグリップは扁平のパドルグリップで、木で形を作ってその上から薄いレザーを螺旋で巻いて仕立てている。このグリップであるか、また絞りのついた艶消しフレアチップシャフトであるかも見極めポイントである。
グリップ、シャフトについてはまた気が向けば写真を撮って、ここに雑文を書きたいと思う。
